自己肯定感というワードはもはや定番化
「自己肯定感」。
2~3年くらい前から、自己啓発の定番ワードになっています。
一回くらい、見聞きしたことはあるのではないでしょうか。
私も、気になって書店では立ち読みします。目にぱっと入ってくるからです。
つまりは…
私は自己肯定感が低い、もしくは自己肯定感が低いという自己認識している
ということに他ならない。
こういう本が売れるということは、世では自己肯定感が低いって思ってる人が
めちゃくちゃ多い証拠ですよね。
本だけでなくウエブ上にも、自己肯定感を高める方法がたくさん出ています。
どれも大体同じようなことが書かれています。
こんな方法です。
・だめな自分でも丸ごと認めてあげる
・自分を否定しない
・現状を認める
・前向きな言葉遣いを心掛ける
・何よりも自分を優先する
たしかに、どれもすごく大事。
自分も周りも否定しがちな私は、選ぶ言葉が後ろ向きだし、なかなか現状を受け入れないし
自分を優先できてない。
ふと思ったのですが、上記の全部をできている人って存在するのでしょうか?
社会生活を送っている以上、厳しくない??
自己肯定感って、そもそも無理やりあげなくちゃいけないものなの?
さらにいうと、頑張って上がるものなの?
「だめな自分でも受け入れる」と言ってる時点で「ダメ」って否定してるこの矛盾よ。
恥ずかしいけれど告白すると、わたしも自己肯定感を上げようと
アファメーションやら新月の願いやら、石を持ってみたりとあれこれやりました。
その結果、すこーし上がったような気もするし、変わらない気もします。
結果が見えないのです。
自己肯定感なので、数値化はできないし、ましてや自分で感じることだから
人がいくら「あなたって自己肯定感が高いよね」と言ってくれても正しいかどうかは不明です。
ただ、自己肯定感が思い切り落っこちる時があるのはわかります。
3カ月くらい前、気分が憂鬱で自分よりまわりの声が気になり、自分でもおかしいなと
思っていた時期がありました。体調も悪かった。生理不順、どうき、食欲不振、だるさ。。
実際にそんなときは自己肯定感なんて言葉が浮かばないのですが、
下がっていたはずです。
なぜか? 今になってわかるのははっきりした理由が一つあるのです。
そこさえ改善できれば、自己肯定感は上がる、というか守られることを。
自己肯定感を上げるために、今すぐできること
自己肯定感が下がり、体調もよくなかったとき、睡眠不足だったんです。
不眠ですね。
寝付きが悪いし、早い時間に目が覚めてそのまま起きていて、終日眠いしだるい。
そのまま猛暑に突入し、よけい寝苦しくなりました。
病院で、寝付きをよくする薬をもらいましたが、薬が効きすぎる体質なので、
その薬(弱いのをもらったが)を飲んだら30分もしないうちに、体がふらふらになって力が抜けて
いきなり眠気に引きずられる感覚が。
寝れる寝れるけど、翌朝も薬が残っているみたいで、ぼけっとしてるしだるいのです。
おばあちゃんがやっていた薬を半分に割って飲む、も試しましたが結構効きが強くて。
飲むのをやめて、毎日最低でも5000歩を目標によく歩くようにしました。
疲れたら寝れますから。
そのうち夏が終わり涼しくなってくると、寝れるようになってきたんですね。
ぐっすり眠り、朝起きたときの爽快感、体の軽さといったら!
あれ? 自分を否定してる時間が少なくなってる。
ちゃんとご飯食べて、気持ちよい時間が増えている。
体調が悪いときは自己肯定感が下がる。体調がよくなれば上がる。
単純なことでした。
具合悪いときに、前向きで楽しいことなんて考えられない。
ちょっとぐらい考えたとしても、先にお腹痛い方が来ちゃいますよ。
寝れない、これは体調を悪くする最大の要因。眠りさえすればどうにかなる!
自分を認めるとか、ノートにいろいろ書くとか、その前に、よく動いて眠る。
自己肯定感を上げるたった一つの方法は、睡眠です。
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