2年前のバンコク旅で気づいた「今の私」
2年前のいまごろ、バンコクに一人でヨガの勉強にいってました。
旅行目的も半分はあったけど、ヨガのスキルアップ目的のほうが大きかったかな。
半年以上前から計画たてて予約して。
バンコクでタイヨガを勉強できる場所を探してました。
ネットで探して申し込み! 現地の先生とはLINEで英語でやりとりして…
英語間違えて、ちょっと大変なときもありましたが。。
行ったのはここ。
ハーミットハーブスクール。
http://hermit-herb.com/
ひとりで飛行機にのって、ひとりで電車を乗り継いで現地へ。
先生のサロン? めちゃくちゃローカルな集合住宅の一階にありました。手前にある白いテントみたいのがハーブサウナ。
そこの隣の部屋に泊まり込み。タイの人って朝早くて、5時くらに鶏の声で目覚め、
6時過ぎには外がにぎやかになる。7時にはギター弾いて歌ってる人さえ!
すんごい裏道ぽい道抜けて、途中で人に聞きながらたどりついた。
いやあ、よくあんなわかりにくい道、ひとりで行けたな。
先生はハーブ使いの名人なので、毎日手作りのハーブたっぷりのごはんをいただいてました。
石臼でハーブをすりつぶして、料理のお手伝いをしている私。
あんなにおいしいタイ料理を食べたのは後にも先にもありませんね。
朝から晩までヨガとマッサージとハーブサウナにまみれた時間。
自分の好きなことに没頭していけるって、幸せですよね。
その先生のところは、現地駐在員の奥様たちもヨガレッスンにきてて、
たまたま私がいる間に、3人の駐在妻さんがきたんです。
私より何歳か下って感じ。子育てをバンコクでしている様子。
子供を学校や幼稚園にいかせて、家事はメイドさんがしてくれて広くて高級な
コンドミニアムに住んでいるみたい。
一緒に先生の手作りご飯でランチして、話をしているとそんな生活ぶりがうかがえました。
私がハーブサウナに入って、うとうとしてたら、3人の会話が聞こえてきました。
「もうすぐお祭りだから、新しい服とアクセサリーを買って」
「旦那がお米は日本のを食べたいっていうから、〇〇商店で取り寄せてる」
「バンコク近郊のあそこのお寺に旅行にいったときに…」
優雅だなあ、うらやましいわあ。
お祭りのたびに新しい服やイヤリング買うって私もしたいよ。
時間があってお金もあって、家族もいて、外国で広いコンドミニアムで暮らして。
そりゃ外国暮らしは大変なこともあるだろうけど、
人生のいっとき暮らすんだったら、面白いよなー
仕事やめてきたのかな? 時間に追いかけられてセカセカした雰囲気まったくないな。
私も2年くらいこんな暮らししてみたいな。大好きなバンコクで暮らせるっていいなー
あれ?もしかして私にだって、こんな人生あったかもしれなくない?
なんで私、こうなった?
「今」は自分で決めてきたことの積み重ねだった
ほんと、ひとりでサウナの中でぐるぐる考えた。
駐在員になるような人って、大企業のサラリーマンだよな。
そういう人と結婚したら、駐在妻になれたんだよな。
そもそも学生時代とか、働き始めたころ、まわりに大企業のサラリーマンなんていなかったわ。
知り合うきっかけなかったね…
とはいえ、いい旦那さんと結婚できて幸せなんだよね。
駐在妻になってヨガを習いに来るんじゃなく、
自分で教室開いて、あれこれ試行錯誤しながら一人でこんなところまで来てる私。
全然違うじゃん!(笑)
道に迷いながら、言葉もどうにか伝え合いながらヨガを習ってるけど、
そんな自分に「えらい」と思って、大冒険を楽しんでいるわたし。
教室でみんなと出会えて、クラスをやれてるって、逆によくやってるな。恵まれてるじゃないの。
うん、これでいいよ。これがいい。なるべくしてなってるんだよ今が。
全部、自分で決めて自分で選んできた結果が今じゃん。
結論でるまで10分以内。
今の私は、過去の私がやりたかったことができているのです。
幸せに気付くって大事ですね。
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