レッスン中のポーズは少なくていい

ヨガのレッスン中、いくつポーズとってるか。
数えたこと、ありますか?

私が生徒のときは、全然数えてなかったけど、
そこそこの数のポーズをやってた気がします。

自分が講師になり、
レッスンプログロムを組むようになって、
はじめて、どのくらいのポーズ数でやるかを考えるようになりましたね。

最初は、どうしても詰め込んでしまって。
結局、時間内に全部できない、ってなってました。

多すぎたんですよ。正直。

作る側になると、あれもやりたいこれもやりたい、
生徒さんにこのポーズを伝えたい、
このポーズは腰痛にいい、次のポーズも腰痛対策になるから、
入れよう!
絶対たくさんやったほうが生徒さんも喜ぶはず!

こんなふうに思ってました。

でも、気づいたんです。

大間違い!

たくさんポーズをやっても、
覚えてない! 覚えられない。

家帰ってから、今日習ったことをやろうと思っても、
できないんじゃ、意味ない。

私は、家でもできる、日常生活に溶け込めるようなヨガを伝えてます。

自分が組んだプログラムに忠実に進めていく必要性はゼロです。
というか、プログラム通りに進んだこと、今まで一回もないわ。

その日その日の参加者さんの体調を聞きながら
進めていくと、自然とポーズ数が少なくなっていきました。

この前のレッスンで、初の参加者の方からこんな感想をいただいたんです。

「ポーズが多すぎなくて良かった!」

前に行ったクラスでは、ポーズの数がかなり多かったんだって。
ついていけなかったらしい。

1つでいいんだ。1つだけ自分の体に合うポーズがあれば。
それをやり続けていけば、体は変わる。

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